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2015.11.10柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺

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   帰る道、垣根を越えて垂れ下がる豊かに実った美味しそうな柿、柿と言えば「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」を思い出す。
 この俳句はご存じのとおり正岡子規の句である。子規は、生涯に20万を超える俳句や和歌を詠んだと言われ、そのうち最も有名な句が、この「柿くへば」である。
 芭蕉の「古池や蛙飛びこむ水の音」と並んで有名な句でもある。
 子規は1867年から1902年までの34年の短い生涯であった。
 この間俳句、和歌、随筆など多方面に亘り日本の文学に多大な貢献をした明治時代の文学者である。
 また、子規は日本に野球が入った1880年頃から興味を持ち熱心な選手でもあり、1889年に喀血してやめるまで夢中になっていた。ポジションは捕手であったと言うエピソードもある。
 途中、西友によると柿が1個67円で売ってあり、買って食べると甘くて美味しい柿であり、あの垣根を越えて垂れ下がる柿もまた美味しい柿であろう。
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